『相棒season21』が終わった。
放送にあたって、私が個人的に立てていた予想があった。
・陣川公平が登場する
・放送399回、400回が前後編スペシャル
・「Wの悲喜劇」シリーズの新作が放送される
・入江信吾脚本作品が放送される
結果は以下の通り。
・陣川公平が登場する ⇒ ✖
「相棒コンサート-響- 2022」の名古屋公演に陣川役の原田龍二さんがゲスト出演したので、シーズン21にも陣川回があると思ったが予想は外れてしまった。
・放送399回、400回が前後編スペシャル ⇒ ✖
放送300回記念スペシャルのときと同様に、第13話(399回)、第14話(400回)で輿水泰弘脚本の前後編スペシャルが放送されると予想。
予想は外れたが、最終回は放送400回突破記念の前後編スペシャル(脚本・輿水泰弘)だった。
・「Wの悲喜劇」シリーズの新作が放送される ⇒ ✖
亀山夫妻の新居でゴタゴタが起こるとの予想は外れたが、「最後の晩餐」(第4話)、「13」(最終話)などに「美和子スペシャル」が登場した。
・入江信吾脚本作品が放送される ⇒ ✖
『月刊ドラマ』での記述から入江さんがシーズン6ぶりに『相棒』の脚本を書くと予想。
放送開始時に世紀の大発見の如く書いてしまったが、結局入江さんの新作は放送されなかった。
一体、何だったんだ。
結局、私の予想は大外れだった。
ということだけを書いても始まらないので、小野田元官房室長の遺骨盗難とシーズン20「復活」のラストシーンで右京が小野田に似た男とすれ違ったことの関係を考察しようと思う。
私は右京が小野田似の男にすれ違ったことが、遺骨盗難のシグナルだったのではないかと考えた。
そこで、シーズン19以降の主要な出来事をまとめてみた。
2020年4月 白バイ隊員・出雲麗音が銃撃される。(「プレゼンス」)
同年10月 出雲が捜査一課に異例の配属。(「プレゼンス」)
同年12月 内村刑事部長の人格が変貌。(「超・新生」)
2021年3月 加西周明が暗殺され、内調職員・柾庸子が逮捕される。(「暗殺者への招待」)
同月末 柾が拘置所内で自殺したと報じられる。(「復活」)
~4月 冠城亘逮捕に始まり、特命係と鶴田翁助内閣官房長官の対立が激化。一連の事件解決後、右京が小野田に似た男とすれ違う。(「復活」)
2022年3月 冠城が公安調査庁に異動。(「冠城亘最後の事件」)
同年夏 小野田の遺骨が盗まれる。(「13」)
同年9月頃 亀山薫、帰還。(「ペルソナ・ノン・グラータ」)
同年10月 亀山夫妻が小野田の墓に参る。(「13」)
2023年3月 遺骨盗難犯よりアプローチ。チーム右京が本格的に捜査に着手。(「13」)
時系列にまとめてみると、放送としては半年の期間が空いた「暗殺者への招待」と「復活」がごく短い間の出来事だったことが分かる。
私は、右京が小野田似の男とすれ違ったのが遺骨盗難と同時期だという仮説を立てていたのだが、2021年春からの1年強を完全にすっ飛ばしていたことが分かった。
録画の見過ぎで、リアルと『相棒』の区別がつかなくなっていた。
よって、この仮説は正しくない。
反省
この仮説を世紀の大発見のように思い込み、調べ始めてしまった。
途中で大きな見落としには気付いたが、あえて書き進めた。
シーズン20に岸部一徳さんが出演した経緯については、こちらの配信で語られている。
トンデモな予想や考察を繰り返して、生きていこう。
<了>