橋本一監督が母校の小学校で講演をしたらしい。
このニュース映像によれば、『相棒』の撮影の様子も放映された模様。これは貴重だ。
本物の台本を拝める機会も、そうそうないだろう。
とてつもなく羨ましい(もちろん話者ではなく聴衆が)。
これほどまでに講演会に参加したいと思ったことはない。
もしこんな機会に恵まれていたら、アルティメット・シャイボーイだった私でも積極的に質問をしただろう。
まあ、小学生の頃はまだ『相棒』を見ていなかったのだけれど。
私が『相棒』を初めて意識したのは、『かいけつゾロリ』を読んだ時だった。
話は変わって、今週の読了本について(ネタバレあり)。
今回読んだのは葉真中顕さんの『政治的に正しい警察小説』(2017年、小学館文庫)。
あらすじ
飛ぶ鳥を落とす勢いの新鋭作家・浜名湖安芸は、「ポリティカル・コネクトネス」をコンセプトにした警察小説という”意識高い”依頼を受けた。パワフルでエキセントリックな編集者を相手に、ハマナコは超大作を書き上げる!?(「政治的に正しい警察小説」)
大学生の僕は、偶然通りかかったカレー店で思い出の味に再会した。幼いころに生き別れた母の味だ。女店主にその「秘密の隠し味」を訊ねると・・・・・・。(「カレーの女神様」)
そのほか、児童虐待、将棋、冤罪、尊厳死など、多彩なテーマの六編を収録するブラックユーモア・ミステリー集。著者初の文庫オリジナル作!
-裏表紙より
『ロスト・ケア』(2015年、光文社文庫)や『絶叫』(2017年、光文社文庫)のような大仕掛けから毒のあるユーモア、スプラッターまで楽しめる、バラエティに富んだ一冊だった。
ブログタイトルと上記のあらすじを読んだ人ならお察しの通り、「カレーの女神様」は「人肉オチ」である。
切断された死体がカレーにぶち込まれ、知らずにそれを食べてしまう人が登場する話。
「人肉オチ」というカテゴリーが存在するかは分からないが、私がこのような小説を読むのは、実は初めてではない。
二年前に読んだ、若竹七海さんの短編集『暗い越流』(2016年、光文社文庫)。
この本に収録されている「狂酔」という短編もまた、「人肉オチ」だった。
しかもカレー。
「どちらが先か」などとというようなことを言うつもりはない。
「狂酔」は語りの形式をとっており、「カレーの女神様」とは話のテイストが全く異なる。
ただ単にオチの符合に驚愕し、可笑しさを感じただけだ。
ミステリ作家はカレーに人肉を入れたがるものなのだろうか?
もしそうなら同様の小説を探して、「人肉カレー小説専門家」として名を馳せるのも悪くないかもしれない。
またまた、話は変わって・・・。
真心ブラザーズのNEWアルバム『TODAY』を買った。
リミスタでの購入も検討したが、結局タワレコで買った。
なぜなら特典が多いから。
左からステッカー、スペシャルレシート、ミニライブ応募券。
いずれも数量、期間が限定されているが、発売日に買ったので無事に入手できた。
前作の『Cheer』も当時タワレコで買った。
特典の内容はほとんど同じだが、2年前とは違い今回のインストア・ライブは有観客。
つまり、お二人に生で会える可能性があるということだ。
しかも当落に関係なくオンラインでの生配信が見られるとのこと。
なんて太っ腹なんだ。
リード・トラックである「一触即発」のMVも公開されたことだし、これは聞きまくるしかない。
目指せ二兆回。
<了>