『相棒』というドラマが好きだ。
地上波、BS、CS、DVD、Blu-ray Disc、録画データを駆使して日々、見まくっている。
『相棒』は大抵、このような画面(以下「ロゴ画面」)から始まる。
リアルタイムで見ている時に最も興奮するのが放送開始直前のCMからロゴ画面に切り替わる瞬間だ。
私はロゴ画面が好きだ。
『相棒』オフシーズンも正念場を迎えているので、ロゴ画面をカードにして気を紛らわしたいと思う。
相棒カードを作る。
今回カードにするのは亀山薫第一期(プレシーズンからシーズン7#9まで。劇場版、特別編は除く)。
おおまかな手順
スクショ→印刷①→貼付①→印刷②→貼付②→仕上げ
スクショ パソコンでDVDを読み込みスクショする。
印刷① スクショした画像をWordに貼り付けて印刷する。
貼付① 印刷したものを一話ずつ切り抜いて厚紙に貼り付ける。
印刷② 話数を表す4桁の番号(例:シーズン4#9→「0409」)とサブタイトル(DVDパッケージに準拠)を打ち出す。
貼付② 打ち出したものを一話ずつ切り抜いて、対応する厚紙の裏面に貼り付ける。
仕上げ 余白を切り落として完成。
カードリスト
ロゴによる統一感がコレクター心を満たす素晴らしい出来栄えになった。
並べて遊んでいたら愛着が湧いてきたので、カードスリーブで保護する。
サイズの差が気になるものの、紙がはがれないという安心感と光沢がもたらされた。
余白を利用して穴あけパンチ、カードリングでファイリングする。
相棒カードで遊ぶ。
カルタができそうなのでやってみる。
ルール
読まれた札を裏返しにしていき、最終的に表のままの札が少ない方が勝ち(自分との戦い)。
読み手の代わりにYouTubeにアップロードした音声をシャッフル再生。
読み上げ音声 ※サブタイトルの読み方はあくまで一例。
プレシーズン~シーズン7#9
プレシーズン~シーズン2
シーズン3・4
シーズン5~7#9
実際にやってみた。
プレイ動画
プレシーズン~シーズン2
シーズン3・4
シーズン5~7#9
札を手作りした経験のおかげで絵柄は記憶できたが、時間内に探して取るのが難しかった(再生速度を変えるのも手)。
類似札リスト
「右京撃たれる~」は唯一、冒頭に「このドラマはフィクションです。」と表示されるのでそこで見分ける。
お馴染みのメインテーマ映像とは別にロゴがメインタイトルとして表示される回もある。「バベルの塔~」もそのひとつ。
ロゴがどこに表示されているかで見分けるしかない。「ありふれた殺人~」と「杉下右京~」は賭け。
詰み。
以上のように空撮映像などは繰り返し使用されている場合がある。
ロゴの位置の変遷
最後にカードを用いて亀山薫第一期のロゴの位置について調査した(プレシーズンは除く)。
ロゴの位置の割合とグラフ
発見
-
ロゴが右上に表示される話はシーズン1にのみ存在する。
-
シーズン4は左下にロゴが表示される話が多い。
- ロゴが右下に表示される話はわずか7話。
1.ロゴが右上に表示される話はシーズン1にのみ存在する。
2003年に始まった日本の地上デジタルテレビ放送では、デジタルデータであるために元の品質を損なわずに海賊版などの複製が比較的簡単に行える。このため、著作権保護の目的からウォーターマークを表示する局がある[要出典]が、テレビショッピングなど一部で表示されない番組もある。
「ウォーターマーク」『ウィキペディア フリー百科事典 日本語版』
(https://ja.wikipedia.org/wiki/)
最終更新日時:2022年8月10日 1:45(日本時間)
アクセス日時:2022年8月18日 15:27(日本時間)
ウィキペディアの記事から推測すると、シーズン1放送終了(2002年)の後にテレビ局のロゴマーク(ウォーターマーク)の表示が始まったことが関係している可能性が高い(現在、各局のウォーターマークは画面右上に表示されているため)。
その後は一部の例外を除き、現在までロゴは左上に表示されるのが主流となっている。
2.シーズン4は左下にロゴが表示される話が多い。
#2「殺人講義」、#3「黒衣の花嫁」などカメラワークや画角的に左下が適している話が多いためか。
3.ロゴが右下に表示される話はわずか7話。
左下の場合と同様にカメラワークや画角が影響していると思われるが、ロゴが右下に表示される話が極端に少ない理由は不明。
今回の発見はあくまでも亀山薫第一期のものであるので今後、シーズン7#10以降の話のロゴの位置も調査していきたい。
全体を通しての感想
『相棒』が見たい。
この一言に尽きる。
<了>