間接的直接照明、直接的間接照明。

ここ2年で積ん読が激増した。

その主な原因は、

①フェアをきっかけにお気に入りの作家が増えたこと

②巣ごもり云々で買い込むことへの心的ハードルが下がったこと

③ネットショッピングや本の取り寄せを覚えたこと

の3つである。

 

それまでは「読む本が無くなったら買う」という金銭的にも精神的にも穏やかな読書ライフを送っていたのだが、最近は「いかにスキマ時間を活用するか」という受験生のような心持で日々を生きている。

 

積ん読の9割は文庫本なので移動時間に読んでいるのだが、それでも減らないのは本を買うのを止めないからである。

なまじ読書時間があることが「読めてはいるのだから買っても良い」という言い訳を許している。

こうなったらもう、読みまくるしかない。

 

積ん読解消への有効な解決策として「寝る前読書」が挙げられるが、それはかなわない。

なぜなら寝室が暗いからである。

主たる照明がオレンジ色なので、読書をするには暗いのである。

元は白色だったのだが、ある時を境に白色電球をはめてもオレンジ色の明かりが点く仕様になってしまったのだ。

 

あれから7年、寝室の明かりは未だにオレンジ色だ。

白色電球を用いているにもかかわらず。

このオレンジ色というのが絶妙な暗さで、幼稚園時代に熱を出した時の視界を思い出させるのだ。

 

寝る前にどうしても本を読みたいときは卓上ライトを使う。

昭和の刑事ドラマの取調室にあるようなやつ。

しかしこのライト、白色なのは良いのだがLEDじゃないから結構熱い。

 

なんとも変な状況になってしまった。誰か、どうにかしてくれ。

目に悪いのには変わりはない。

 

話は変わるが、ブックオフオンラインでCDを買ったら未開封品だった。

ラッキー。

 

 

<了>